G7内務・安全担当相会合出席のため来日したイギリスの
安全保障担当相が日本テレビの単独インタビューに答え、
生成AIの発達で、海外の犯罪グループから日本が狙われる
危険性が高まっていると警告しました。
イギリスのトゥーゲンハット安全保障担当相は、かつては海外から
日本に詐欺やサイバー攻撃をしかけるには日本語を話せる必要があったが、
生成AIが環境を変えたと警告しました。
イギリス・安保担当相 トゥーゲンハット氏
「最近では生成AIによって非常に効果的に他国の言語を模倣することができる。
長い間、日本は“言語の壁”で守られてきたが、今は変わってしまった」
今回のG7内務・安全担当相会合では生成AIが初めて議題とされ、
高い経済的効果の一方で、犯罪者に悪用されることに強い危機感が示されました。
ロシアなどの国家による情報操作やフェイク情報の拡散も強く非難しています。