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窓を太陽光発電システムに、大成建設が開発した容易なリニューアル工法の仕組み

大成建設は既存建物の窓ガラスを、建物の外壁や窓と一体化させた独自の
太陽光発電システムに容易に交換できるようにしたリニューアル工法を開発した。

 

カネカと共同開発した「T―Green Multi Solar」のうち、
透過性のある「シースルータイプ」を一般的なガラス交換の要領で設置できる。

 

リニューアル工法の開発には不二サッシが協力。シースルータイプの四辺を
アルミニウム製のリブ付きアタッチメントで囲み、モジュール化した。

 

交換時にはリブ部分を既存サッシの溝にはめ込み、現場でシール加工して止水。

 

その上で、アタッチメント内部に格納された太陽電池の配線ケーブルを
建物側のケーブルに接続する。

 

既存の建物で使われている単板ガラスなどを同システムに交換する場合、
これまでは窓サッシ枠の溝幅によって設置できない例があった。

 

このため導入時にはサッシ枠の交換など大規模な外装工事が必要となってしまい、
時間やコストを要する課題があった。

 

大成建設は「アタッチメントは設置場所の条件に応じ、必要な耐風圧性能を

付与したり、最適な寸法で製作したりして提供したい」としている。